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第19回 メリージャ

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。
前回に続いて、アフリカ大陸のもう一つのパラドールメリージャです。

名称Parador"Don Pedro de Estopinan"ペドロデエストピンニァン公爵のパラドール

メリージャは北アフリカ、モロッコのトレス・フォルカス半島の付け根に位置しています。 良港な漁業基地として、或いはベニ・ブー・イフルールBeni Bu-Ifurur鉱山と鉄道で結び鉄鉱石の積出港としても栄えました。 カトリック両王の時代1497年にこの地を占領して以来、何度もモロッコと領土争いが続いていて、リーフ地方の大部分は独立モロッコに返還されましたが、このメリージャとセウタは現在までスペイン領土となっています。 当然モロッコは返還を要求しているのですが、ジブラルタルをイギリスに占領されているスペイン政府は聞く耳を持たないのです。 イサベル女王が15C末イスラム勢力を一掃し、その後イスラム勢力の北アフリカからの侵略を防ぐための要所だったMelilla、今でもモロッコとの国境という複雑な立場にあるやや緊張した雰囲気も見られます。
メリージャへのアクセスははマラガから煩雑に航空便があります(所要40分、1hに1本位)が、船は朝着く便一本だけで8hもかかります。 カナリア同様、空港では航空券だけで搭乗券に替える必要もなく、飛行機もプロペラ機で自由席です。 ただ同じスペイン内なのに何故かパスポートが必要です。

ロベラ公園に隣接するパラドールへは、空港からタクシーで約10分、1000pts位で着来ます。
このパラドールの愛称であるDon Pedro de Estopinanとは15世紀末にこの地を占領した人物のことだそうです。
スペイン本土からかなり離れていることもあり、観光よりも商用で泊まる人が多いのですが、67000人の住む町の中心の小高い丘の上に位置するために、部屋からは海、旧市街、お隣モロッコと見晴らしがとても良いのです。

観光客の為には、パラドールで希望に合わせて色々な情報を提供、国境を越えた最も近い町Nadorへは2kmのExcursion、ダイビング、ヨット、釣りetcマリンスポーツも楽しめ、もちろん海水浴場もあります。
ホテル内のインテリアには木製の素敵な家具が使われコロニアル風の作りとなっています。
部屋はもちろん、サロン、レストラン、プールなど設備は一級ですし、レストランのメニューも地中海の海の幸が豊富に取りそろえてあります。

パラドールから坂を下った所にあるメインストリートは多くの"Modernismo"と呼ばれる近代アート(19C末?20C始め)の建物が見られます。

☆ ジブラルタルGibraitar

ジブラルタルはスペイン語読みではヒブラルタルですが、スペインがセウタやメリージャを占領しているのと同様に、スペインの王位継承戦争のときに英国よって占領され(1704年)ユトレヒト条約(1713年)によって英領になったイベリア半島南端の地だ。 地中海と大西洋との間にあり軍事的にも重要な位置にあり、スペインの再三の返還要求にも耳を貸そうとしない。 もっとも、セウタ、メリージャをモロッコから返還要求されているスペインとしてもあまり強く言える立場ではないが…。
通貨は当然英国ポンドだが、スペインペセタの同様に使える。 ついでに言えば、大型クルーズ船の観光寄港地ともなっており、アメリカドルも使える。 面積6.5平方km、人口3万人の小さな地域でスペインとの国境沿いに空港の滑走路があり、滑走路に交差して道路が走る。 道も狭い為に大型のバスは見かけない。
ジブラルタルでの最大の楽しみはショッピングだろう。 スペインではあまり見かけないスコッチウィスキーやタバコ、化粧品などの英国製品が免税で売られているからだ。 モチロン買いすぎには税金がかかる。(スペイン入国でチェックがある)

ジブラルタル最高峰ターリク山(と言っても426mだが)にはロープウェーが架かり、ここから眺めるジブラルタル海峡と対岸のアフリカ大陸は素晴らしい。
中腹には放し飼いの猿が生息しており、観光客から餌をねだる。
またこのターリク山には鍾乳洞もあり買い物だけでなく小さいながらも見所満載なのだ。

by"よっぴ"