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第63回 チンチョン/Chinchon

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。今日は首都マドリッドから一番近いパラドール、その名前の響きのようにとても可愛らしい元女子修道院のパラドールです。

Parador de Chinchon パラドール・デ・チンチョン

パラドールは元々宮殿や貴族の館、修道院を改造してホテルにしたり、風光明媚な土地に作られたりしているため、首都マドリッドやバロセロナと言った大都市には無いのですが、ここチンチョンのパラドールはマドリッドからわずか50km足らず、タクシーでも小一時間、30ユーロ程の距離にあって、大半の日本人観光客がスペイン旅行の基点、終点としてマドリッドを選ぶことを考えれば、旅行の日程を1日延ばして此処チンチョンのパラドールに一泊してみては如何でしょうか?。きっとスペインの最後を飾る思い出深い旅行となることは確実と思いますが…。
パラドール・デ・チンチョンは15世紀にモヤ侯爵の館として建築され17世紀にアグスティヌス派の修道院として改装されたものを1975年からパラドールとして使用されることになったものです。

建築様式はカスティーリャ風で修道院に使用されていたために外界との隔絶を謀り外側の窓はきわめて小さく、反面パティオに面した内側の窓は明るく大きくとってあります。このパティオを取り囲む回廊はゲストの為の憩いのサロンとして使用されています。

客室はすっきりとして明るく清潔でゆっくりと落ち着ける雰囲気が漂っています。この明るく落ち着いた雰囲気はこのチンチョンのパラドールの全ての場所に共通に感じられるのです。サロンから眺める小さな噴水のあるパティオ、ゆったりと歩いてみたい緑の美しい庭、やわらかな日差しに包まれた明るい食堂、お洒落なタイルがかわいいバルでの午後の一杯のビールは如何でしょうか?きっと此処を訪れる貴方は旅行中に見たものとは又違ったスペインを発見するに違いないでしょう。

チンチョンの村はマヨール広場が全てだと言っていいかもしれません。それくらいチンチョンのマヨール広場は趣があります。
村の中央の一番低い部分に球技場のようなマヨール広場があり、ぐるりと周りを3層の、バルコニーが付いた木造の家屋が取り囲み、かたわらにはラ・アスンシオンの教会がそびえています。この木造の長屋家屋に、スペインの町で一番重要なバルが数軒、ホテルにパン屋、酒屋、食料品屋、村役場に警察署、それに教会と生活に必要なすべてが凝縮されているのです。そして夏の祭の日ともなると出入り口は塞がれ広場は闘牛場と化すのです。

チンチョナというのはキンキナという木の学名ですが、このキンキナの樹皮からはマラリアの特効薬キニーネが抽出されるのです。ペルー副王夫人であったチンチョン伯爵夫人はペルーでマラリアにかかりますがインディオから貰った薬で回復し、この薬がヨーロッパにもたらされることになるのです。このことからスウェーデンの学者リンネはキンキナにチンチョナの学名を与えたということです。その他、チンチョンの名物と言えばアニスリキュールですが、この独特の香りをもつお酒の醸造所は丘の上の古城にあるのだそうです。

*雑文館*

☆ 電話

日本からスペインに電話をかける場合は先ず国際電話会社の番号を回す。以前はKDD一本で001だったが最近は海外への接続の会社も増えてきたので時間帯や地域、かける時間などを考えて有利な接続会社を選択することが出来るし料金も随分と安くなりました 。その接続会社の番号のアトにスペインの国の識別番号34を回し、次に市外局番、局番、番号と回します。これがスペイン国内であればモチロン市外局番+局番+番号で済むのだが、ここで注意が必要なのは同一地域(市内)内であっても市外局番からかけなくてはならないことです。つまりマドリッドのホテルから市内のレストランに予約を入れるとしたらホテルの外線のアトにマドリッドの市外局番の91+局番+番号となります。
スペインから日本にかける場合には先ず国際電話識別00を回し日本の識別番号81のアトに市外局番、局番、番号の順に回せばヨイが市外局番の0は取る。(東京なら03でなく3だけだ)ホテルからだと外線番号を回すのはモチロンです。パソコンでインターネットに繋ぎたい場合でもモジュラーが日本と同じなので特に問題はナイでしょう。ただし、かなり近代的なホテルでもトーン回線でなくパルス回線の場合があるので間違えないように。
プロバイダーは大手なら何処でも国際ローミングサービスを行っているので大丈夫だろう。ボクはAOLを使っているがアクセスポイントが多く、メールがほとんどで日本でスペイン各地の接続番号を入れてしまえば直ぐに繋がるのが便利だからだ。それにアメリカの場合には電話代以外の料金はかからない。メールの相手が同じAOLなら読んだかどうかもわかるので家族との連絡にも便利だろう。
スペインにも勿論インターネットカフェがありメールすることも出来るが当然日本語のソフトは入っていないのでローマ字か英語のメールになる。
スペインでもここ数年携帯電話の普及は凄まじい。ただし日本の携帯のようにスマートなものは少なく、ノキア製がホトンドだが、がっしりと重い一世代前のような携帯電話で所構わず着信音が鳴り出し、受けた方はレストランであろうが電車の中であろうが大声で話し出す。着信音も一応メロディーにはなっているのだが単音でやたら音が大きくてびっくりする。着メロや待ち受け画面にキャラクターの画像はまだまだのようだが、メールは若い人たちの間には結構流行って来ているという。料金は日本と同じように月極とプリペイド方式があるので旅行者はプリペイド携帯を買えばいい。
面白いのはスペインの携帯電話では日本のようにジャラジャラと飾りをぶら下げている人を見かけない、と言うよりストラップさえ付けていない。というのはストラップを付ける穴が開いていないのだから…。