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第74回 トゥイ/Tui

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。今日はポルトガルとの国境の町トゥイの町のパラドールを紹介しましょう。

サンテルモのパラドール Parador"San Telmo"

道路地図を見るとポルトガルとの国境のミーニョ川を挟んで2つのPのマークがあります。北側のPはこのトゥイのパラドール、南側のPはポルトガルのポウザーダ、バレンサ・ド・ミーニョの町の「サン・テオトーニオ」です。対岸の町バレンサにある城壁に囲まれたこのポウザーダを観ると、ここが国境の町であることを思い出させます。トゥイ側にはすでに城壁の跡もなくなってしまい、ミーニョ川には美しいトゥイ橋が架かっています。この橋の完成は1884年、パリのエッフェル塔の設計者「ギュスターヴ・エッフェル」の手による橋で、完成以来ポルトガルとスペイン・ガリシア地方とを結ぶ交通の要所となっています。最近はポルトガルからの食事、宿泊の観光客も増えてきたといいます。

建物は花崗岩と栗の木を使った「パソ」と呼ばれるガリシア地方独特の田園屋敷を忠実に再現したもので床と天井の木部と壁の白さの対比がとても美しい。

バルに続く別々に別れた夕食用レストランと朝食用のレストランがあります。このメインレストランや中庭では結婚式のパーティも度々開かれています。このときは深夜2時3時まで大騒ぎ、寝付きの悪い人には気の毒かもしれません。プール、テニスコートも完備されていて長期滞在の客も多いそうです。

パラドールはTUIの街外れの丘の上に在って、美しいミーニョ川を眼下に望み、静けさと自然との調和のとれた素晴らしい環境にあります。また歴史の町としてのトゥイの散歩もお勧めです。
このパラドールの名称のサンテルモとは、ドミニコ会修道士、聖ペドロ・ゴンザレス・テルモのことで、トゥイに生き、1240年に生涯を終え、今なおトゥイの町の守護神として奉られています。
パラドールから歩いて15分たらず、遠くに見えるカテドラルがあるところが旧市街サント・ドミンゴ公園など散歩には打ってつけの美しい町です。勿論、サンテルモを奉った教会もあります。


*雑文館(個人旅行のノウハウ編)*

個人旅行No9 「国内の移動手段1」

往復の航空チケットとホテルが決まったら今度はスペイン国内での移動です。移動方法には「航空機」「列車」「バス」「タクシー」「レンタカー」などがあります。
では、これらを個別に考えていきましょう。

「航空機」
スペインは日本の約1.5倍もの広さがあります。日本のように南北に極端に長いと言うことはなくても北から南、東から西への都市移動、或いはカナリヤ諸島やマヨルカ島などの島嶼にはどうしても航空機が必要となります。この場合私たち旅行者はどうしても通常、正規チケットを買うしかありません。
スペインの航空各社にも早割やインターネット割引などがありますが、外国に住む人にとっては、旅行業に詳しく、語学も達者であってもそれらのチケットを買うのはナカナカ難しいのではないでしょうか?
この正規チケットはモチロン旅行代理店を通して日本でも買うことが出来ますが料金はほぼ日本と同額と思っていいでしょう(バロセロナーグラナダ間で2万5千円位)。オフシーズンにはスペインまでの往復で10万円を切るチケットもでるというのに、パラドールの二人分の宿泊費が1万5千円なのにこれは結構高い料金だと思いますね。
以前、イベリア航空が日本に乗り入れていたときにはこの往復チケットにストップオーバーの制度が使えたし、スペイン国内のチケットも安く買えたのですが…。しかし現在この方法が使えないとなると旅行の行程に工夫をしてなるべくスペイン内では航空機を使わないで済ませる、或いは他の方法で安いチケットを入手するしかありません。
前者としては入港地と出港地を別々にして行程の無駄をなくす。つまりアンダルシアを中心に廻るのなら到着空港をマラガにして北上しながらマドリッド或いはバロセロナから出港する。サンティアゴ方面ならば到着空港をビルバオにするなどの工夫です。
後者では英国航空を使い、ワンワールドという制度を利用してスペイン国内を航空機で廻る方法があります。これはワンワールグループ航空各社(英国、アメリカン、カナディアン、フィンランド、キャセイ、カンタス、イベリア)のグループのチケットを利用者に安く提供するというものです。このグループにはスペイン最大のイベリア・スペイン航空も参加していますからスペイン国内の旅行にはとても便利なのです。
グループである英国航空のチケットと同時に日本国内で発券、二区間以上などの制約がありますが、例えばマドリッドーセビージャ間が8000円で買うことができます。モチロン他の英国航空やフィンランド航空を使ってヨーロッパ中を旅行することも可能です。

「列車の旅」
「世界の車窓から」という番組がありますが、列車の旅は乗車、或いは移動そのものが楽しい観光の一コマと言えます。
スペイン国鉄はRENFEといって有名な超特急AVE始めTalgo、IC、Alaris、EMなどの特急列車、TrenHotelと言われる寝台列車など魅力的な列車がいっぱいあります。しかし、ローカル列車となると日本の鉄道と比べて必ずしも便利な乗り物とも言えません。それは日本に比べると非常に列車の本数が少なく繋ぎも悪いということなのです。よく外国の列車は発着時刻がいい加減だ!ということも聞きますが、RENFEの列車はローカルも含め割と正確です。便利さから言うと中近距離の移動にはバスに軍配を上げざろう得ませんが、荒涼とした平原を走る鉄道の旅もなかなか捨てがたい味のあるものです。
ゆったりとした車内のAVE、コトコト走るローカル列車。もし時間があるのなら是非お試し下さい。