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第80回 カラオラ/Calahorra

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。今回はマドリッドの北東380km離れた、スペインワインで有名なリオハ地方のカラオラのパラドールです。この周辺はスペインの野菜畑と呼ばれる地帯で、アスパラガス、インゲン豆、アンティチョーク、ピーマンなどの栽培が盛んな地方です。

マルコ・ファビオ・キンティリアノのパラドール Parador"Marco Fabio Quintillano"

サラゴサから列車で1時間半、カラオラの駅から歩いて10分足らずの町はずれの高台にこのパラドールはある。1975年に建てられたパラドールの外観はパステル調のオレンジ色をしたレンガ作りでリオハの風景によくマッチした明るい建物です。広々とした客室は、ベッドカバーやカーテンも建物に合わせたかのように淡いピンク系でまとめられていて、窓を開けるとエブロ川とシダコス川それに緑に覆われた葡萄やアスバラガスの畑が広がって見えます。

宿泊客は観光客のみならず、リオハのワインやアスパラガス、アンティチョークなどの野菜の買い付けに来た商用の客も多いのだそうです。レストランは真っ白な壁と磨かれたタイルの床が清潔な、お洒落でわりとこじんまりしていますが、カラオラの町並み同様明るくて堅苦しさはありません。リオハの新鮮な素材を生かした料理にはもちろんリオハのワインが供されます。また、広いコンベンションホールでは市民の結婚式の披露パーティや商用の会議が開かれます。

このパラドールの名称となっている「マルコ・ファビオ・キンティリアノ」とはローマ治世時代に当地で生を受け、数多くの賛美歌を作詞して、いまでも歌われ続けているのです。

歩いて10分ほどの旧市街には12世紀に着工して完成まで400年かかったというカテドラルを始め、教会や修道院などの史跡が数多くあり散歩コースにもことかきません。町並みはとても明るく清潔で落ち着きがあり、旧市街特有の古くささはホトンド感じられません。

このカラオラの町から南東に50km程行くと美しい中世の町トゥデラがあります。12?13世紀ロマネスク様式からゴシック様式への過渡期に建てられたカテドラルがあり、パティオの回廊にはロマネスク様式のアーケードを支える柱に聖書或いは聖者伝の物語りが付いている柱頭が乗っています。

*雑文館(個人旅行のノウハウ編)*

個人旅行15「持ち物」

海外旅行用の荷物は多くの方はスーツケースと言われるトランク、あるいは若い方では大きなバックパックに入れて持ち運ぶ場合もあるでしょう。どちらを使うにしろ、海外旅行に使用するバッグはある程度の大きさもあり、通常はチェックインの時に重量を量って預けなければなりません。

この預ける旅行荷物は航空機のところでもお話をしましたが、ヨーロッパ線ではエコノミーでは一人20kgまでと決められています。これは預ける荷物と機内持ち込みの荷物を合わせた重量ということになっていますが、実際には機内持ち込みの荷物は余程大きなものでない限りは重さを量ったりしませんので、預ける荷物の重さだと思っていいでしょう。だからと言って機内にあまり大きな荷物や幾つかの手荷物を持ち込むと重量超過と言われて多大な超過料金を徴収されたり、厳しい荷物検査をされるおそれがありますので注意しましょう。そもそも10日間や2週間程度の旅行でしたら20kgもあれば十分必要な荷造りが出来ると思います(超過料金は約5800円/1kg)。

スーツケースとバックパックとどちらがいいかと言えば、自分が持って運ぶ必要がホトンドないパックツァーや、個人でもパラドールを利用したり、ゆったりした旅をする方はスーツケース、精力的にホテルとホテルの移動中も観光して廻るゾ!という方はバックパックが便利でしょう。

また、機内持ち込みの荷物は大きさが3片の合計115cm以内となっています。これは頭上の荷物棚や座席の下に収まる大きさまでということです。もし、自分の荷物が少なくて機内持ち込みだけで間に合うというのなら預ける必要はありません。到着してスグに誰よりも早く空港ロビーに出られますし、ロスト・バゲッジの心配もありません。機内持ち込みのバッグでも10kg位までは入りますし、必要最小限のモノを持って、必要ならば現地で調達(またこれが自分へのお土産になってしまう)してしまうという方法も考えられます。

さて、荷物を預けた場合必ずクレーム・タグという行き先と番号の付いたシールを航空券の裏表紙に貼ってもらいます。これは万一荷物が出てこない場合(ロスト・バゲッジ)に保証となるものです。このロスト・バゲッジはそうそうあるものでもありませんし、あまり考えたくもありませんが、荷物の積み替えが遅れて延着したりする場合もありますので当座必要となる最小限のものは手荷物に入れておきましょう。

ロスト・バゲッジの心配をしても仕方がないのですが、預ける荷物には必ず鍵を掛けて(英語で住所氏名を書いた)ネーム・タグを2枚位つけたり目印を付けたりして荷物に「自己主張」させて忘れられないように目立たせることも必要です。これは駅の待合室やホテルのロビーなどでチョット荷物を置くという場合にも結構有効だと思います。

ではこれから具体的にどんな荷物が必要か、どのように荷造りすれば良いかを考えてみましょう。

旅先で一番必要なものと言えば「命」以外では、お金、パスポート、航空券があげられます。モチロンお金の中には、トラベラーズチェック、国際キャッシュカード、クレジットカード、国際テレフォンカード、ホテルやレンタカーのバゥチャーや列車のチケットなど、お金に代わるものも含まれます。これらのモノは万一紛失した場合の連絡先も控えておきましょう。パスポートもカラーコピーを取っておきましょう(普段はコピーのみを持って、ホテルのチェックインにはパスポートが必要でホテルでの預かりになります)。


レンタカーを借りる人は免許証、国際免許証も必要です。JAFの会員は会員証も、それと地図にコンパス(方位磁石)があると自分の進んでいる方角が確認できて安心です。メガネが必要な方は壊れた場合の予備も忘れずに。小さな双眼鏡があるとカテドラルのファサードの彫刻を見たり、空港や駅の見にくい掲示板も見えるし、もちろんスペインの風景を楽しむのにもとても重宝します。

カメラ、ビデオ類は趣味の部分ですのであまり話すことはありませんが一眼レフのカメラの場合は望遠レンズはあまり使わないでしょう(サッカーや闘牛などの場合以外)。それよりも広角?標準位のズームが1本あると重宝します。

フィルムは出来れば日本から持って行ったほうがいいです。日本の方が安いですし、同じメーカーのフィルムでも微妙に発色が違うようです。最近はデジカメの方も多いと思いますが、メモリーを沢山持ち込むかパソコンを持ち込むのでなければ普通のカメラで撮りCDに焼いてもらうのが良いと思います。ただ、暗い場所での撮影はデジカメの方が一般的に良く撮れるようです。

ビデオやパソコンを持ち込んだ場合は充電が必要となりますから対応できる充電器やソケットの用意もお忘れなく。スペインでは、パソコンに繋ぐ電話ケーブルは日本と同じです。外国から画像つきのメールのやり取りが出来ます。

その他の電気製品とすればヘヤードライヤーや電気湯沸かしがあります。ドライヤーも当然220vの対応のものが必要です。3☆以上のホテルになら大体備え付けてあるでしょう(無い場合は借りられます)。湯沸かしは全世界対応となっているので使用できます。お茶やおにぎりなどのインスタント食品が食べられます。この他必要と思われるものは、地図やガイドブック、会話集、サングラス、化粧品、洗面用具など個人的なものがあります。

さて最後に一番大きな荷物となる衣類です。

衣類は季節によっても、旅行のスタイルでも(高級ホテルやレストランではそれなりの服装もしたいでしょうし…)、年齢や個人差もあるので一概に言えないのですが、基本は「同じ種類のものは持たない」と言っていいでしょう。つまり上着(ジャケット)なら1枚、ネクタイとシャツも一枚、セーターも一枚、靴も普通の革靴とスニーカーを1足ずつあればいいでしょう。気候的には寒い地方、暖かい地方とひっくるめて日本とホトンド同じと思えばいいでしょう。夏には夏の服装、冬には冬の服装そのままで下着や靴下などの着替えを持てば良いでしょう。ただ、夏はそのままの格好ですと機内が思ったよりも寒い場合が多いので上着一枚を持ち込むといいと思います。気候は同じようと言いましたが、昼と朝晩との気温差が大きいのでこまめに重ね着などで調節して下さい。