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第8回 プラセンシア

はろはろ?!みなさんこんにちは?!「パラドール紀行」の"よっぴ"です。
この「オラ!エスパーニャ」のホームページも本格オープンして3週間が経ちました。
先日、各検索エンジンへの登録申し込みも完了し、これからは、もっともっと色々な方に見て貰えるだろうことを期待しています。
この「パラドール紀行」以外の「パラドール紹介」や「モデルコース」にも画像がありますので時間がありましたら
覗いて見て下さい。

さて、前回から、近年オープンしたパラドールと改築、移築してあまり皆さんに情報が届いていないパラドールを中心に新しい情報をお届けすることにしましたが、今回は全パラドールの中でも最も新しいパラドールを紹介いたしましょう。
改築、改装を除けば、2003年まで新規のパラドールのオープンはないと言うことですので、それまでは、このプラセンシアのパラドールが一番新しいパラドールと言うことになります。

第8回「Plasencia」

マドリッドの南西、ポルトガルと国境を接する地方エストレマドゥーラ、殺伐とした風景、痩せた土地に貧しい暮らし、若者は必然的に出稼ぎ出たり、土地を離れる者が多かった。 (ちょうど裏日本のように現代でも大都会目指して土地を離れる若者が多く、過疎化が進む地方だという。) 大航海時代には多くの者が大陸に渡り、この地に富をもたらし繁栄しました。 そんな町の一つ、ヘルテ川に囲まれた台地にある町プラセンシア、この町に2000年2月最も新しいパラドールがOPENしたのです。
15世紀に造られたドミニコ会の修道院だったもの(1990年迄使われていた)が改装されてパラドールとなりました。 かなりの部分がオリジナルで残っていて、それを中世の荘厳な家具、また現代的装飾と上手くマッチさせ修道院の雰囲気をしゃれた形で残しているパラドールと言えます。
見事な木製の天井にゴシックの荘厳な礼拝堂を始めとする数々のサロン。
現在レストランとなっているRefexcutorio(修道院の食堂)に残されているタラベラ焼きのタイル装飾、 そして壁沿いの椅子は実際に修道士達が坐っていたものをそのまま残してあり、少し高くて坐りにくいが修道士気分で食事ができかもしれません。
上の階にはBiblioteca(図書館)をやはりサロンとして使っています。 修道院時代の名前がそのまま部屋に付けられており(Biblioteca,Sala Capitular,Refercutrio、etc)客室はCelda(独房、修道士の個室)と書かれています。
このパラドールのOPENのときに、通商観光庁長官が「パラドールの中でも最高のランクに属するスペイン人が求めていたハイレベルな本当の質の良さを追求したホテル、そして単なるパラドール以上の存在と」絶賛したと言われています。
自動ドアの付いた地下駐車場など最新の設備を持ちながら全く現代を感じさせない本当に旅の快適さを満喫できるパラドールでしょう。
プラセンシアの旧市街のほぼ中心地にあって、周囲には歴史的建造物で溢れています。 特に大聖堂は13?14世紀に建てられたロマネスク・ゴシック様式の旧大聖堂と新しい大聖堂の二つの建物で構成されているのが見所です。
旧市街は柱廊に囲まれたマヨール広場を中心として歴史的建物が軒を連ねています。 パラドールから歩いて10分程度、食後にライトアップされた中世の世界の散歩をぜひ、お勧めしたいと思います。

☆ スペイン時間

スペイン時間と言うと2つの意味を持っていると思う。
一つ目はスペイン人は時間にルーズだ、時間を守らないということだろう。
それは「少々の時間のずれには無頓着である」、ということなのかもしれません。
確かに分刻みに正確に運行される交通機関などに慣れている日本人にとっては時間の遅れは気になることかもしれない。
近年、スペインの交通機関も正確に運行されるようになったし、スペインの誇る新幹線AVEなどは遅れるどころか5分くらい早く到着することも希ではない??
確かにスペイン人が待ち合わせの時間に遅れることは多いのだが(笑)、時間にルーズというのは個人差もあることだから此処ではチョットおいておいて、もう一つのスペイン時間について考えてみたいと思います。

それは日本との「時刻感覚」のズレということなのです。
一般にスペインのレストランがオープンするのは夜の8時半、遅いところでは9時だろう。これはパラドールでも一緒です。
(ただゼゴビア、グラナダと言った外人観光客の多いパラドールでは7時半にオープンするレストランもありますが・・・。)
しかも混雑するのは10時過ぎ、12時を過ぎても食後の歓談に花を咲かせているのもごく普通のことです。
昼食の時間は2時、3時からだし、映画館がオープンするのも午後4時過ぎだ。
この日本人との時刻のズレは多分2,3時間位あるのではないでしょうか。

日本人観光客の大半はレストランの開店を待って食事を取り、10時には就寝してしまうというパターンがホトンドでしょう。
確かにツァーの場合は忙しいし朝の出発も早いので夜をゆっくりと言うわけにもいかないのでしょうが…。
もちろん、治安の悪いマドリッドやバロセロナを夜遅くガイドも無しにふらふら出歩くことをお勧めしませんが、パラドールの旅は別なのです。

食後のひとときを町中をブラブラと散歩したり、バルで一杯引っかけたりしてスペインの夜長を楽しんでは如何でしょうか?
夏のスペインでは10時を過ぎでもまだかなり明るくて、子供でも11時頃まで外で遊んでいたりするのも珍しくありません。

マドリッドの位置を地図で見てみるとロンドンよりも西にあることがわかるでしょう。 つまり実際はロンドンよりも時差とすれば遅いのに他のヨーロッパ大陸の国、フランスやドイツと同じ標準時を採っていてロンドンよりも1時間早く時間が経つのです。 こうなるとスペイン人は夜更かしをしたいためにわざと時差をずらしているのではないかと思ってしまいます。 町の中心マヨール広場のバルに入って、ライトアップされたカテドラルやパラドールを見ればひと味違ったスペインの旅が楽しめると思うのですが…。

by"よっぴ"