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第30回 アルバセテ

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。
今回はラ・マンチャの大平原に建つアルバセテのパラドールです。

名称Parador"La Mancha"ラ・マンチャのパラドール

アルバセテのパラドールは、その名の通りアルバセテの町から車で15分程のラ・マンチャの大平原の中にポツンと建っています。 多くのパラドールを手がけた建築家アレハンドロ、サンツ、デエウナによるラ・マンチャ地方の典型的な家の作りになっています。

この周辺は、自然に関するアクティビティーを楽しむのに適しており、旅行者に静寂とリラックスを提供しているとディレクターは言います。

このパラドールの建物内部の特徴は、質素かつエレガンス。自然の光こそが主役というコンセプトで作られているとのこと。 建物は方形で、どこの廊下からでも中心の庭パティオへとでることができます。 結婚披露宴後の夜は、明るくライトアップされてガーデンパーティが始まります。。
このパラドールの特色は何と言ってもこの大きな中庭でしょう。 何せ「日本のツァーが来たら此の中庭でパーティーを開いてあげましょう、でも迷子が出ないようにしないと・・・。」っとディレクター氏が冗談を言うほどです。
宿泊客を魅了する回廊やサロンのインテリアは、ラマンチャ地方の静かな景色と調和して、展示品でいっぱいに飾られています。

部屋は、ラ、マンチャの大平原の中にある為にいつも光が降り注いでいて広く、簡素な作りではあるが白く小ざっぱりとした壁が鉄製のベッドやスタンドと良くマッチしています。
これらの田舎風のシンプルな調度品は100キロほどのところに有名な鉄の産地があり、そこの鉄が使われているとのことです。
ちなみに、この硬めのベッドは、背中にとても良いと言われているのです。

アルバセテは刃物の特産地であるため各国からのビジネス客も多く、このパラドールでは6回宿泊すると次回は只で泊まれるというサービスを行っているのも珍しいでしょう。
パラドールからクルマで15分、アルバセテの町にはカテドラル、美術館、市民美術館、黄色の闘牛場、展示会場があり、セマナ・サンタの人形が飾られている市民美術館前の広場にはアルバセテ名物の「ナイフ売りのおじさん」の像が立っており市民の憩いの場となっています。


☆チンチージャ

アルバセテのパラドールから20キロほどのところの,古く丘の上にある町、チンチジャchinchillaに行くことをお勧めしよう。

アルバセテの町中でタクシーを拾いパラドールへの帰り道にチョット気になる城壁が見えたので立ち寄ってもらったひなびた町だ。
もともとは,この町がアルバセテの中心だった。しかし、地形的に不便なために、今は年配者ばかりの過疎の町となってしまってしまっている。
洞窟を掘りぬいて住んでいる家がほとんどで、別荘用に借りたり買ったりして,週末だけここで過ごす人も多いという。

このときほどタクシーの有り難みを感じたときはなかったかもしれない。
チンチジャの町中は細い路地が無数に巡らされて何度も車体を擦りそうな狭い道を通り抜けて行くのです、ット言うよりも既に建物の壁やクルマのボディにも擦られた跡がたくさん付いています。
私の借りた大型のレンタカーではとてもこの道を通り抜けるのは無理だろうし、だいいちこの迷路では何処をどう通って良いのか見当もつかないだろう。
親切なタクシーの運転手は見晴らしの良いところで車を止めては写真を撮れと言う。

8世紀にドンフアンパチェコ、マルケス、デ、ヴィジェナにより造られた丘の上の城は週末にはライトアップされ、てとても美しい。 崩れかけた6層からなる10メートルアラブ様式の城壁がその周りを囲むだけで何もないが…。

このまちの中心マヨール広場にあるに市役所は,16世紀から18世紀にたてられ、特に16世紀に造られた正面玄関には,長いバルコニーと18世紀、カルロス3世の盾の紋章がきわだっているが昔は刑務所につかっていたらしい。


宗教の建物の中で最も際立っているのはサンタマリア、デル、サルバトル教区教会だ。 興味深いのは,ゴシック様式からバロック様式のスタイルがミックスされていることだ。 保存状態のよいゴシック様式のファサード(正門),多角的なアブス(教会の後ろ)は見事だ。 内部には小さな、聖職者の芸術的なコレクションがある。

by"よっぴ"