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2014年06月02日

第79回 トルトサ

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。今日紹介するのは、バレンシアとバロセロナの丁度中間地点、どちらからも列車で2時間、地中海から少し入ったエブロ川河口のデルタ地帯にあるローマ時代からの町トルトサのパラドールです。

第79回トルトサTortosa
名称Parador”Castillo de la Zuda”スーダ城のパラドール

中世の町トルトサのパラドールはエブロ川を見下ろす小高い丘の上にあります。このあたりはエブロ川のデルタ地帯として肥沃な土地に恵まれてオリーブ、オレンジを始めとしてとうもろこし、桃、野菜などの農園が多く、町の周囲には稲作の水田地帯が広がり一瞬日本の田舎かと思ってしまうような風景が広がっています。
ローマ時代からのこの町は、714年にアラブの手に落ち、944年にこのパラドールとなるスダ城が建造されました。パラドールの名称となっている「ラ・スーダ」とはアラブ王アブデラーマン鏡い砲茲辰瞳,蕕譴唇羝佑量樵阿任后尚この井戸は現存しています。荒廃して放置されていた古城は1976年パラドールとして見事に蘇ったのです。

     エブロ川                           パラドール

外観はカタルーニャゴシックの4つの窓が特徴的で周りの外壁はイスラム装飾がなされていますが、内部はキリスト教美術の豪華な装飾で飾られています。客室は広い芝の庭に面していて、調度品もすべて木製でまとめられていて、玄関ホール、レセプションなども木造の柱に漆喰の暖かさが堅固な石造りの城の中だというのを忘れそうです。
クラッシックなバルコニーは、出入りの扉、隣とのパーティーションも含めてすべて木製で石造りの堅さ冷たさを和らげています。

       部屋                         庭からの眺め


      玄関ホール

       レセプション                      プール
        バル                         レストラン

このパラドールの名物は近くで捕れるうなぎの煮込みスープ、パエリャと一緒に召し上がり下さい。

      うなぎの煮込みスープ               イカ墨のパエリャ

近くのローマ遺跡から発掘された遺物が廊下に飾られていてトルトサの歴史を感じさせられます。このトルトサの町では1938年7月スペイン市民戦争で15万人以上の死者が出たと言われています。サンタクララ修道院、建設が14〜16世紀にも及んだというカテドラル、司教館など見所の多い町です。

        ローマ時代の遺物               カテドラル

*雑文館(個人旅行のノウハウ編)*

個人旅行No14 「お金について2」

「現金、カードなど」

旅行の相談を受けるときに良く聞かれるのは「幾ら持っていけば良いでしょうか?」「出来れば支払いはカードでして現金はあまり持っていきたくないンですが…。」という質問です。あまり現金は持っていきたくない、しかし足りなくなるのも不安だ。トラベラーズチェックはどうだろう?
この答えもズバリ!とは答えにくい質問ではありますが、10日間の旅として一人3万円〜5万円(或いは300EU)位では如何でしょう。っと答えることにしています。
理由は現金を使うのはバルや(安い)レストランでの食事、タクシーやバス代、入場料などで一人3千円(1日)もあれば十分でしょう。ッと言うこととあまり少ない金額の両替には手数料が高くついてしまうので3万円位が適当だと思うのです。
上の5万円というのは普段財布の中にそれくらいのお金を入れている方はそれくらい持っていた方が安心だろうと思うからです。

ヨーロッパの主要国が€ユーロに移行したおかげで、たとえスペイン旅行で€を残したとしても、次にイタリア、フランス、ドイツなどの旅行で使えるので、ペセタのときのように無理に空港でチョコレートなどを買わなくても良いのですから多少大目に持っていたい方は大目に両替しても良いでしょう。
この「両替」ですが、以前は、アメリカドル以外は絶対に日本で両替するな、現地に着いてから空港で両替をしろ!っと言われてきました。
これは米ドル以外の通貨は売値と買値の為替の差がとても大きいのと、その上に実際の通貨を輸入するためのヨーロッパからの輸送料なるものを上乗せして両替をしていたので、両替率がとても悪かったのです。
銀行によって多少の違いはありますが1€が140円(中値)だとすると売りと買いはそれぞれ1円ずつの差があり(米ドルも通常1円)その上に輸入手数料が5円程度乗せられて1€紙幣が145円位で売られます。
現地では、これよりも幾らか安いのですが、両替の為の手数料(コミッション)が別にかかり、このコミッションは最低額が決まっていたり、少額だと率が悪くなるので3万円位を1度に替えたほうが良いのです。
(つまり少額なら日本、在る程度の額なら現地ということです)
トラベラーズチェックはヨーロッパではそのままでは使えません。一度銀行で€のキャッシュに替えなければなりませんので敢えて日本の銀行に行ってトラベラーズチェックを作る必要はないでしょう。ただ、トラベラーズチェックにした方が現金(日本円)を両替するよりも多少率が良いので(手数料を差し引いても)多額の現金を両替する方はお得です。
日本の空港の中の銀行でもトラベラーズチェックは買えますので空港に早く着いて時間が余った方はトラベラーズチェックに替えておくのも手です。(手数料は1%)
この場合円のチェックは€のチェックにします。(米ドルのチェックにしない)
最近「国際キャッシュカード」と称して現地の銀行で自分の(日本の)銀行口座から直接現地通貨を引き出せるようになりました。
道路に面したATMから引き出せるので非常に便利ですが、あまりお勧めしません。
引き出すところを通行人に見られるということもありますが、一度米ドルに換算してそれから円に換算して口座から引き落とすので、手数料もかかり結構高くつきそうです。
モチロンいざというときの為に持つのは良いでしょうが。
クレジットカードですが、バルや安いレストランなどでは使えませんが、商店、デパート、それにRENFEの列車でも使えます。
VISAが一枚あれば大丈夫と言いたいのですが、どうもカードによっては機械に反応しなくて使えない場合がありますので、やはり2枚持っていきましょう。
(二人の場合は1枚ずつで良いでしょう)
このクレジットカードにはキャッシングという制度があります。
つまり高利で貸し出すわけですが、この貸し出す場合の現地通貨の換算率が非常に良いのでこの制度を利用して(お金を持たずに)現地の空港でキャッシングをしてしまう方法もあります。3週間程度の短い旅ならばこの方法でお金を借りて、日本に帰ってからスグに返してしまえば利息もあまりかからずに両替よりも有利になるようです。

尚、ホテルの料金は自分で予約をしてカードで支払うよりも旅行代理店を通してバウチャー(クーポン券)を作って行った方が安く付く場合も多く、ホテル側からも良いもてなしを受ける場合が多いようです。(旅行代理店から苦情等があると困るからでしょうか?)

by“よっぴ”