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第36回 アルティエス

はろはろ!こんにちは?!"よっぴ"の「パラドール紀行」です。
今日はピレネー地方のパラドールの二つ目アルティエスです。
このパラドールはアラン渓谷にあり、前回のビエリャのパラドールとは、たった7kmしか離れていませんが、雰囲気は全く異なるパラドールです。

第36回アルティエスArties
名称「Parador"Don Gaspar de Portola"」ガスパール・デ・ポルトラ侯爵のパラドール

アルティエスの町はピレネー山脈に囲まれたアラン渓谷の山懐にある、まるでスイスにいるような感じにさせる小さなかわいい町です。

このパラドールの名称のガスパール・デ・ポルトラ侯爵とはカルフォルニアの発見者であり初代のサンフランシスコの知事で、このパラドールは彼の老後の余生を過ごした館なのです。

建物はうす茶色の石壁と積雪を防ぐための黒のスレート葺き急勾配の屋根をもつこの地方特有の建築様式で建てられています。
内部はふんだんに木材が使われていて、落ち着きと明るさが感じられるシックなインテリアで統一されています。

部屋は防寒のためか窓は小さめですが急勾配の屋根を利用した板張りの天井や天窓などなかなかお洒落な感じに仕上がっています。
部屋にはスキー客のために荷物置き場も広くスペースを取ってあり乾燥室もついています。

レストランも床、壁、天井とも板張りでいかにもリゾート山小屋風ホテルです。
大きな瓶(カメ)に入って出てくるアラン風シチューや虹鱒の鉄板焼きなどが特に美味しい。

アルティエスは小さな町ですが国の重要文化財のサラルドゥー教会を始め多くのロマネスク教会が点在しており散歩するのにうってつけの町です。


☆トレッキング

スペインは山岳の国であり、海にも囲まれた国であり、島もあり、様々な自然が混じり合った国で、どの地方でも自然を利用したアクティビティが盛んに行われています。
その中でも特にピレネー地方はトレッキングの名所と言っても良いでしょう。
もちろん、冬はスキー、夏には避暑地のメッカではありますが、美しい緑と水と空気に恵まれたこの地方には初心者から健脚まで、多くのトレッキングコースが作られ、案内所やコースの整備も驚くほど整っていて安心してトレッキングを楽しむことができます。
ロマネスク教会の点在する村々を訪ねてもいいし、途中で温泉地に立ち寄るのもいいでしょう。
長いコースや山岳ルートは、もちろんそれなりに準備が必要ですし、技術も必要ですが、一般ルートはコースのすぐ側までクルマが入れるようになっていたり、基地となる町には4駆のレンタカーが用意されています。
もちろんこれらの手配はパラドールで頼めますし、パラドール自体でも沢山のアクティビティを用意して一般の宿泊客を楽しませるように努めています。
多少言葉では不便なこともあるかもしれませんが、他の宿泊客と一緒にハイキングを楽しむ、こういう経験も如何でしょうか?

by"よっぴ"