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第11回 シウダ・ロドリゴ

はろはろ!こんにちは〜!“よっぴ”の「パラドール紀行」です。
今日は城壁に囲まれた素敵なパラドールを紹介しましょう。
それはサラマンカから南西に国道E80(A-62)号線で約100km、ポルトガル国境に近い町シウダ・ロドリーゴです。

第11回Ciudad Rodrigo
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サラマンカから約100km、バスでも電車でも1時間20分ほどで城壁に囲まれた町シウダ・ロドリーゴに着きます。
ポルトガルとはアゲダ川を挟んでローマ橋が架かっています。
アラブの侵略に対して12世紀ロドリーゴ・ゴンザレス伯爵によって町が再建されるのですが、それが町の名前になりました。
しかし、国境沿いということで、その後は常にポルトガルとの争いが絶えなかった地域です。 パラドールの名称となっているエンリケ2世とは14世紀にこの地を征服して、宮殿を建てた城主の名前です。 
この町は全体が1944年に国の重要文化財に指定されました。

ケルト人の遺物といわれる石の野豚の彫像がある広場から、アーチ型の小さなエントランスを入るとそこはもう中世の城内の世界が広がります。
こじんまりとして上品なフロントの横から外に出ると塔の屋上に出る階段があります。 上に登ると、そこからはアゲダ川とそれに架かるローマ橋、町並み、広々とした畑が一望できるのです。
パラドールの開業は1931年ですが、大改修を経て、全く新しいパラドールとして2000年10月1日に再オープンしたのです。 とくに目を引くのは、吹き抜けや通路となっている部分には全てガラス張りの屋根を付け、明るいサロンとして利用されていることです。
わずか数段の階段にも車椅子用の電動昇降機を付けるなど身障者にも対応しているのも印象的です。
客室の床は赤茶色のタイルが貼られて、ベッドもソファも重厚でどっしりしているが、部屋の中は明るく広くとても清潔な感じで心地よいでしょう。

このお城の中で、中世の雰囲気を一番感じるのがアーチ型の壁をもつレストランです。
入り口手前のサロンには甲冑が飾られておりムードをもりあげています、また天井の太い梁とアーチ型の壁がとても素敵です。

町の中心マヨール広場には市庁舎とカサ・デ・ロス・クエト(館)のルネッサンス時代の建物があり、カテドラル、セラールボ礼拝堂など見どころがあります。
目と鼻の先のポルトガルに足を延ばすのも良いのですが、此処まで来たのならぜひラ・アルベルカに行ってみては如何でしょうか?
中世の雰囲気をそのまま残す、村全体が国の文化財に指定されていて、スペインの美しい村に必ず取り上げられているほどです。

  

☆ チップ

今日はちょっとチップについて話してみたいと思います。
チップと言うと欧米特有のものだと思われがちですが、日本でも旅館に泊まったときなど、仲居さんに心付けをあげたりしますよね。
この場合でも、旅館はサービス料を取っているから必要ないと言う人と、イヤ、部屋の係りの人には別に出すべきだとか…。
こんな話を最初にしたのは、同じように欧米人もチップに関してはかなり意見も分かれるし、悩む人が多いということなんです。
ですから、これから言うことは、あくまでボクの感じることであって決まりではありませんので宜しくご理解をお願いいたします。

一般的にスペインではアメリカほどチップに関してうるさくはないようです。
先ずホテルですが、ツァーの場合ですと大抵一人1€(高級ホテルだと2€)位、いわゆる枕銭としておいて下さい、とガイドさんから言われることが多いと思います。 これも1泊だけだったら置く必要はないと言う方もいます(特にアメリカ人はホトンド置かないとも聞きます)。
或る添乗員さんに聞いたのですが、自分のツァーグループの人には必ず枕銭を置くように頼んでいるとのことでした。
日本人グループは枕銭を置くのが習慣になっているので、置かないと、その添乗員が次のグループを連れて行ったときに意地悪をされることがあるそうです。
具体的にはサービスが悪くなったり、部屋のアメニティの数が減ったりするらしいです。
ット言うこともあり、ツァーの場合はガイドさんに聞いてですが、チップは置いたほうがイイと思います。
個人旅行の場合は連泊の場合は掃除代として置きますし、1泊でも不快なことがなければ
大抵は置きますが基本的には自由で良いでしょう。
逆に、荷物の運搬はグループの場合は添乗員がまとめて払いますから必要ありませんが、
個人の場合は荷物1個に1€位出すのが普通だと思います。
熱い湯や氷を持ってきて貰う、ドライヤーが無いときに借りる、「悪いな?」なんて思わずにどんどん頼みましょう。でも一回に1€位のチップを忘れずに・・・。

レストランでは通常10〜15%のチップを払うと本には書いてありますが、こんなに払う人はスペイン人では先ず居ないでしょう。 まあ、金額にもよりますが、多くて10%迄でしょうか?
また、日本人の場合、スペイン人よりも食事の量が少ないので、スープは別でもサラダや料理は二人で一品頼めば十分だという場合もあるでしょう。
こんなときには無理して注文せずに料理は一つでよいと言えば、食器やお皿を余分に持ってきてくれたり、或いは料理を別に分けて持ってきてくれるでしょう。 こんなときには少し余分にチップを渡せば良いのです。

タクシーはお釣りの小銭を渡すくらいで基本的にはチップの必要はありません。
良くタクシーに「ぼられた!」というような話を聞きますが、大抵の場合は空港乗り入れ料金の加算、荷物料金(トランクに入れる荷物には1個につき1€位かかる)、人数の割り増しとか日本にはない加算料金を加えたためによる誤解も多いようです。
これら加算料金は精算時に加算されメーターに表示されます。 まあ、それにちゃっかりと自分へのチップを加える運転手も居るようですが大した額ではないようです。

バルやカフェテリアではチップの必要はありませんが、食事用のテーブルクロスを敷いてくれた場合には必要でしょうし、単にトイレを借りただけの場合には無理に飲み物を飲まなくてもミネラルウォータを買うとか、0.5€程度の小銭を置けばよいでしょう。

by“よっぴ”